ドイツ海軍戦艦 ビスマルク

(この製作記はNiftyServeF模会議室3番に以前アップしたものです。)


当艦略歴 当艦は、1940年に就役した再建ドイツ海軍最初の本格的戦艦であり、大和級が就役するまで世界最強の戦艦ともいえる戦艦でした。19 41年5月のライン演習では、重巡プリンツ・オイゲンとともに、英巡戦フッドを撃沈、英戦艦プリンス・オブ・ウェールズを大破させたが、重巡と離れて、単艦サンナゼールに帰投する途中、キングジョージV以下戦艦8隻や空母アークロイヤルなど、イギリス海軍のほぼ全兵力の攻撃を受け、撃沈されてしまった。(なお、自沈説もある。) 
キットについて 昔の「アオシマスタンダード」のキットであります(笑)。プロポーションは合格なのですが、細かいところが泣けます。根気よくパーツ整形を行い、小物はほかのキットからトレードしたりすれば十分ものになります。長期戦になりますが、それだけの価値はあると思います。(リニューアル熱望(笑)。)
組立について 今回の組立は変更とか修正よりも整形の方が中心でしたので、各パーツごとに分けて書くことにします。設定時期は1941年春、ライン演習作戦従事直前としてあります(よーするに、武器・レーダー類が揃い、かつ迷彩塗装をしていないという状態(^^;。)。できるだけキットの部品を使い、タミヤのシャルンホルスト級並の出来をめざして製作を開始したのですが・・・(無謀な野望(笑))。
船体・甲板 T氏は艦底を張り付けた後に気が付いたのですが(^^;、多少艦体が反っております。艦首と船尾を持って船体中央部に膝を当てて、じわじわと力を込めて反りを直すという荒っぽいことをしたのですが、もうちょっとスマートな方法はないものでしょうかね(^^;。多少痛んでいるようで、妙なところに出っ張りがあったり、傷があったりしますので、甲板、船底を接着したあと、少し粗めのペーパーからはじめて、各面を整えます。WLの常か(^^;、甲板パーツと船体に隙間ができますので、パテで埋めます。ボラードやリールのモールドは活かすようにしました。錨鎖はホビーチェーンに置き換えました。艦首甲板の錨鎖板周りですが、キットでは鋼板になっていますが、写真で見る限り、木甲板ですので、修正します。艦首錨鎖口周りも、キットでは三角形に盛り上がってますが、錨鎖口の縁のみが盛り上がっていますので、そのように修正します。第一砲塔側にある波除け板は前につきすぎですので、プラ板で自作して全体的に約1cm後方へずらして付けました。説明書に指示はありませんが、船体中央部上面、部品56、57上面のカタパルトから後ろは木甲板です。
艦橋・上部構造物(前) 大筋では問題ないと思います。各パーツの面や縁を整えてやります。だぼも多少ずれているので削りおとします。艦橋基部の左右に張り出している見張り台が低く付きすぎていますので、3mmほどあげてやります。形もかっこわるいので、プラ角棒を使ったりプラ板を組み合わせたりして作りなおすのもよいでしょう。後、ピンバイスで、資料を参考にして窓を開けてやります。部品58の柵?ですが、途中でとぎれていますが、普段はキャンバスが張られていますので、前まで柵を追加してもいいです。部品55なんですが、これをこのままつけると、艦橋がずいぶん厚ぼったくなってしまいます。これは、部品58、部品50の方はキャンバスの張られた柵が設けられていたのですが、部品55の柵は、キャンバスなしの柵が付いており、そのままつけると柵の部分がやたらと目だってしまうためです。また、末広になっているので、よけい大きく見えます。対処としては、プラ板で作りなおすか、部品55の柵の部分を削り取り、薄くしてやります。前部指揮所(部品27)は大きすぎますので、後ろから3mmほど切り落とします。背面は部品25、26の塔の背面より少し前になります。ホントは、部品50も、心持ち大きいんですが・・・・(^^;。10.5m測距儀にとりつけるFuMO23電探は、電探くん(FuMO22を代用)を使用しました。最上部には方位アンテナを取り付けました。前マストは、少し太すぎるのと、横桁が折れていたので、真鍮線で作りなおしました。サイズは、全長31mm、横桁は1カ所で、上から5mmのところに長さ10mmのものをとりつけます。各アンテナ類は写真や図面などを参考に、適宜追加しました。指揮所(部品58ほか)の真下には単装機銃でなく、37mm連装高角砲が左右各一基づつ設置されていました。
煙突 キットのものを使用しました。煙突の口については、ピンバイスと精密ヤスリで穴を開け、内部をつや消し黒で塗りました。ちなみに、ファネルキャップ(部品21)は完成時から沈没時までアルミブロンズで塗られていました。訂正点は、探照灯カバー(部品46)が独立した半球体となっていますが、実際は、半球体の半分(表現が下手ですみません(^^;)がついており、煙突側は煙突につながっていました。(キットの箱絵を参考にしてください。)高さもカバーの頂部がファンネルキャップ(部品21)の下に来るのが正しいので、部品59もその高さに合わせます。キャットウォークが付いていますが、ここにはなく、部品58とファンネルキャップを繋ぐところにキャットウォークがありましたので、部品59のキャットウォーク用の出っ張りは切り落とします。なお、クレーン(部品19)は説明書の絵は上下逆になっていますので、絵と上下逆にしてとりつけてください。桁と桁の間をくり貫いておくと見栄えがよいです。
カタパルト周り 実は、ここは、修正が必要な所なんですが、今回は見送りました(^^; (^^;(^^;。修正する場合は、レールのモールドを削り取り、甲板はカタ パルトに向かってなだらかな角度で盛り上げ、カタパルトはその盛り上がった高さよりも低いところに付けます。キットのものは使えないので、真鍮線などで作る必要があります。(エッチングパーツは発売されています。) 自分的には次回の課題ということで・・・(^^;。
上部構造物(後ろ) キットのものを使いました。訂正点は、射撃指揮装置(部品29)を  二つともカバー無しのものに変更すること(真鍮線でT字状のものを作る、台は部品29の下半分を型どりしました。)、後部測距儀上のマスト(部品7)を十字状(上から2mmのところに長さ5mmの横桁を追加)にすることの2点です。FuMO23?電探は電探くんに変更しました。メインマスト(部品3)は図面等を参考に修正を施しています。部品11上の単装機銃は、図面等では確認できませんでしたが、載せてしまいました(^^;。部品47の単装、連装機銃の置かれている面は、木甲板です。
38cmSKC/34連装主砲(4基) キットのものを使用しました。砲身を出す開口部が下につきすぎ、し かも下に抜けてますので、これを修正します。あんな状態ですと、ろくに仰角をとれません(^^;。T氏はつけませんでしたが、防水カバーをつ  けることもあります。

   「 ̄ ̄ ̄ ̄\     ←だいたい下から2mmぐらい
   |       |
   |       |     ←だいたい下から2mmくらい
    ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

15cmSKC/28連装副砲(6基) キットのものを使用しました。修正に関しては、主砲と同じです。
10.5cm連装高角砲(8基) シャルンホルストのものを型どりしました。キットのパーツも、1パーツで再現したとしては、それなりに特徴をつかんでいて「らしく」は見えるのですが、あれを修正するなら作った方が早いかもしれません(^^;。
37mm連装高角砲(8基) キットのものを使用しました。再現度の点から言えば、シャルンホルストのものの足元にも及ばないのですが(^^;。足りない2基は、ティルピッツから取りました(^^;(^^;。どうせ、向こうは何基か双連高角砲に積みかえてるんですし(^^;。
20mm単装機銃(14基) シャルンホルストからトレードしようかと思いましたが、左右両面を薄くペーパーで削り、銃口側の出っ張りをおとして使用することにしました(下図を参考にしてください)。前後・上面にしっかりパーティングラインが入っていますので、忘れずおとします。14丁分、まぁ、好きなCDでも聞きながら、4、5時間、ただただペーパー掛けしたらできあがります(^^;。それでも砲身は少し太めなので、少し黒めに塗装して細く見せます(^^;。

        銃口側
    ===========
       L____」
       ↑ ||    
 この部分を ||    
     削る ||    
         ↑     
       中心部を薄くする。

         すると、

      ===========
         | _」
         ||
         ||
         ||

         こうなる!

各種小物 *錨・・・説明書に明示されていませんが、船首先端にもとりつけます(数はそろっています)。甲板上には艦首錨鎖口のモールドがありますので、位置はそれを参考にしてください。後ろにはアンカーリセス(錨を収めるくぼみ)が設けられているのですが、省略しました。

*装填演習砲・・・15cm、10.5cmの各1基があり、両方ともC砲塔とD砲塔の間にあります。15cmは副砲の、10.5cmは連装高角砲の装填演習砲と思われますが、イマイチ形状がわからなかったので、省略しました。      

*艦橋基部の吸気口・・・省略しました。   

*艦載機格納庫ハッチ・・・省略しました。   

*艦載艇・・・ほとんどはキットのものを使用しました。しかし、煙突左右におかれている艦載艇4隻、カタパルトと第五、第六副砲との間の艦載艇2隻は、部品35のタイプの艦載艇(カッター)のため、WLシリーズの武装パーツセットから適当なものを見繕って載せました(両者の出来の差が気になりますが(^^;)。   

*クレーン・・・大きさが足らないのと、基部が格好悪いので、改造しました。

塗装について 船体色はカラー写真を参考に作ってみました。比率はフラットホワイト5.5、ガルグレー 2、隠し味に(笑)キャラクターブルーとニュートラルグレーを一滴ずつ加えました。偉そうに書いてますが、ほとん ど適当で感覚的に作ってますので、あまり参考にならないですね(^^;。少し青みが強かったような気がしますし、何より、艦を青色の紙の上に飾った場合、その青色の影響を受けてさらに青ざめてしまうという・・・。甲板にはデッキタンをそのまま使いました。
艦載機について 実際にはアラドAr196を6機積んでいたとのことですが、キットのものは使えず、今回は見送りました。そのままだと寂しいので、以前作ったものを載せてしまっていますが(^^;。
ビスマルクの写真
ビスマルクの写真

 


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